身体の痛み~知られていない筋肉が原因の痛み~
ブログをご覧頂きありがとうございます!
よつば接骨院 院長の立石です!
今回は珍しく日常生活でのことではなく、当院で重要視しているトリガーポイントについてのお話をさせて頂きます。先日NHKの番組でも紹介されていましたね。(番組名忘れちゃった…)
まず身体の痛みを診る上で最初にチェックするのが筋肉の中に出来るトリガーポイントと言われる硬結(コリ)です。このトリガーポイントは実は痛みのある場所から離れた場所にあることが多いのです。例えば、足の痛みにはおしりの所のトリガーポイントが原因になったり、首のトリガーポイントが頭痛を引き起こしたりと様々です。
さて、ではトリガーポイントとはどのように出来てしまうのでしょうか?
1,急激な外力(転倒時の捻挫や打撲、肉離れ等)や急激な運動により筋肉に傷が出来る
2,日常での反復動作によりよく使用される筋肉に傷が出来る
3,デスクワークなどでの長時間の同じ姿勢により身体を支える筋肉に傷が出来る。
等の原因で発生してしまいます。その傷が反復されて出来ることにより硬結(コリ)となります。
そこでどんな症状が出るかと言うと…。
1、先ほども出ましたが、関連痛といってトリガーポイントが出来た場所とは離れた場所に痛みが出ます。
2、筋肉の柔軟性がさらになくなり、筋力の低下が起こり関節の動きも悪くなります。
3、神経痛のような痺れを引き起こすこともあります。(神経痛と言われなかなか改善しない方はトリガーポイントの影響の可能性も!)
4、そして単純に押したら痛いです。(圧痛ポイント)
では、どうすればトリガーポイントを撃退できるのでしょうか?
最初のうちは傷が出来ても自然治癒するのですが、身体の休息が不十分だったり、
運動不足だったりすることで筋肉自体の柔軟性が欠如した状態が続くとトリガーポイントも出来やすくなります。
そこで、重要なのが筋肉のケアをしてあげることです。
定期的に行うことが大事になります。
そこで今回は膝のセルフケアについてご紹介させていただきます。
膝に対するセルフケア
膝の痛みにお悩みの方は多いのではないでしょうか?膝の痛みは、軟骨の磨り減りなどでも起こりますが、筋肉から起こる痛みも多いのです。
普段からご自身でケアをすることより痛みが遠のくケースも多くあります。
今回は簡単なセルフケアをご紹介させていただきます。

左側の図は太ももの筋肉です。黒で囲っている筋肉が特に重要で、大きいほうが大腿直筋、内側にあるのが内側広筋といいます。ちなみに緑色で塗りつぶしてあるのが膝のお皿です。赤く塗りつぶしてあるところが重要でそこを上の図にあるように人差し指と、中指の第二関節を使いほぐします

まずは太もものど真ん中の大腿直筋をほぐしていきます。
腿の付け根から膝のお皿の上まで二本の第二関節を密着させて滑らせて行きます。
行なう方向は必ず上から下まで行なって下さい。往復行うのはよくありません。
10回位行なうのが理想ですが、行なう際に痛みがあれば強度を変えたりしてみて下さい。

次に内側広筋をケアしてみましょう! 先ほどの二本の指の第二関節でお皿の内上方の筋肉の盛り上がりをぎゅーっと圧迫を加えて行きます。
気持ちのいい位の力加減で行い5秒ほどしたらゆっくり放して下さい。
2~3回行ないます。

最後にお皿のケアしてみましょう!
膝を伸ばした状態で行ないます。片手で、お皿を内側と外側から上下、左右、右回り、左回りに
動かします。これは結構簡単ですね!1分位出来るといいと思います。
大腿直筋のケアにより歩行による痛みの軽減を、内側広筋のケアにより膝の安定性を高め、
お皿の動きをよくすることで、膝の可動性を上げるのと同時に動きやすさの向上に効果があります。
1回ではなかなか効果は出ませんが、お風呂上りや、日中に1~2回位行なえると良いと思います。
実践してみて痛い場合は無理をしないようにして下さいね。
もちろんトリガーポイントが出来ることによって、関節の機能異常も起こるためAKAによる関節機能を正常にする調整もあわせて行っていきます。
さて、ながながお読み頂きありがとうございます。
次回は腰のセルフケアの予定です。
よつば接骨院 院長の立石です!
今回は珍しく日常生活でのことではなく、当院で重要視しているトリガーポイントについてのお話をさせて頂きます。先日NHKの番組でも紹介されていましたね。(番組名忘れちゃった…)
まず身体の痛みを診る上で最初にチェックするのが筋肉の中に出来るトリガーポイントと言われる硬結(コリ)です。このトリガーポイントは実は痛みのある場所から離れた場所にあることが多いのです。例えば、足の痛みにはおしりの所のトリガーポイントが原因になったり、首のトリガーポイントが頭痛を引き起こしたりと様々です。
さて、ではトリガーポイントとはどのように出来てしまうのでしょうか?
1,急激な外力(転倒時の捻挫や打撲、肉離れ等)や急激な運動により筋肉に傷が出来る
2,日常での反復動作によりよく使用される筋肉に傷が出来る
3,デスクワークなどでの長時間の同じ姿勢により身体を支える筋肉に傷が出来る。
等の原因で発生してしまいます。その傷が反復されて出来ることにより硬結(コリ)となります。
そこでどんな症状が出るかと言うと…。
1、先ほども出ましたが、関連痛といってトリガーポイントが出来た場所とは離れた場所に痛みが出ます。
2、筋肉の柔軟性がさらになくなり、筋力の低下が起こり関節の動きも悪くなります。
3、神経痛のような痺れを引き起こすこともあります。(神経痛と言われなかなか改善しない方はトリガーポイントの影響の可能性も!)
4、そして単純に押したら痛いです。(圧痛ポイント)
では、どうすればトリガーポイントを撃退できるのでしょうか?
最初のうちは傷が出来ても自然治癒するのですが、身体の休息が不十分だったり、
運動不足だったりすることで筋肉自体の柔軟性が欠如した状態が続くとトリガーポイントも出来やすくなります。
そこで、重要なのが筋肉のケアをしてあげることです。
定期的に行うことが大事になります。
そこで今回は膝のセルフケアについてご紹介させていただきます。
膝に対するセルフケア
膝の痛みにお悩みの方は多いのではないでしょうか?膝の痛みは、軟骨の磨り減りなどでも起こりますが、筋肉から起こる痛みも多いのです。
普段からご自身でケアをすることより痛みが遠のくケースも多くあります。
今回は簡単なセルフケアをご紹介させていただきます。


左側の図は太ももの筋肉です。黒で囲っている筋肉が特に重要で、大きいほうが大腿直筋、内側にあるのが内側広筋といいます。ちなみに緑色で塗りつぶしてあるのが膝のお皿です。赤く塗りつぶしてあるところが重要でそこを上の図にあるように人差し指と、中指の第二関節を使いほぐします

まずは太もものど真ん中の大腿直筋をほぐしていきます。
腿の付け根から膝のお皿の上まで二本の第二関節を密着させて滑らせて行きます。
行なう方向は必ず上から下まで行なって下さい。往復行うのはよくありません。
10回位行なうのが理想ですが、行なう際に痛みがあれば強度を変えたりしてみて下さい。

次に内側広筋をケアしてみましょう! 先ほどの二本の指の第二関節でお皿の内上方の筋肉の盛り上がりをぎゅーっと圧迫を加えて行きます。
気持ちのいい位の力加減で行い5秒ほどしたらゆっくり放して下さい。
2~3回行ないます。

最後にお皿のケアしてみましょう!
膝を伸ばした状態で行ないます。片手で、お皿を内側と外側から上下、左右、右回り、左回りに
動かします。これは結構簡単ですね!1分位出来るといいと思います。
大腿直筋のケアにより歩行による痛みの軽減を、内側広筋のケアにより膝の安定性を高め、
お皿の動きをよくすることで、膝の可動性を上げるのと同時に動きやすさの向上に効果があります。
1回ではなかなか効果は出ませんが、お風呂上りや、日中に1~2回位行なえると良いと思います。
実践してみて痛い場合は無理をしないようにして下さいね。
もちろんトリガーポイントが出来ることによって、関節の機能異常も起こるためAKAによる関節機能を正常にする調整もあわせて行っていきます。
さて、ながながお読み頂きありがとうございます。
次回は腰のセルフケアの予定です。
by yotsubasekkotsuin
| 2010-11-26 14:22
| 身体のこと
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